古山綜合法律事務所のブログ

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【小論文講座・第1回】「良い小論文」とは?

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(写真:事務所の相談室。完全個室です)

 

古山綜合法律事務所の弁護士古山です。

ホームぺージ:古山綜合法律事務所

このブログを開設して約1週間経ちましたが、おかげさまでアクセス数が今日で650を超えました。23日のレセプションの際にも「ブログ見てるよ」とのお声を多数いただいており、すごく励みになります。ありがとうございます!

なお、「誰が見たか」までは分かりませんので、ご安心ください。

 

レセプションの際にいただいたお花やお品のご紹介や事務所案内など掲載したい内容はほかにもありますが、今回は「小論文講座」にしたいと思います。

というのも、私は以前にほんの少しだけブログを書いていた時期があるのですが、そこで小論文の書き方を掲載していたのです。ただ、諸事情により削除してしまったため、最近色んな方から「あれはどこ行った。再開してほしい」とのご希望をいただいておりました。私は大学受験や就職試験に少しぐらい役立つのではないかと思って始めたのですが、どうやら昇進のための論文試験対策などに活用できるそうです。

そこで、当ブログで一から再開します。

 

 

【小論文講座・ご注意】

「小論文講座」は私が文章を書く際に意識していることをご説明するものです。そのため、一個人の見解に過ぎず、全ての方や場面に通用するものではないことをあらかじめご了承ください。

 

【小論文講座・第1回】

小論文試験は意外と多いにもかかわらず、受験予備校で講座があまりありません。

おそらく、小論文試験は問題や生徒によって多種多様な正解があるためちゃんと教えるにはマンツーマンでの指導が避けられない、そもそも小論文を得意とする人が少ない、などが理由だと考えられます。

しかし、「良い小論文」を書くための一定のルールはあります。「小論文講座」では、私が小論文を書く際に意識していることをご説明いたします。

ちなみに、私は、大学試験、公務員試験、大学院試験、司法試験などで論文試験を受け、これら全てに合格しています。小論文の能力は単なる学力と異なるため、学力が高くてもあまり良くない文章を書く人は珍しくなく、私が頼まれて添削することもありました。

 

そもそも、「良い小論文」というのは一体何でしょうか。

表現が美しい、難しい言葉を用いている、発想が優れている…。いろいろ思いつくかもしれません。

ですが、一番大事なのは「読み手にとって読みやすいこと」です。

なぜなら、小論文は試験の際に作成され、採点者による評価を受けます。多くの小論文を読まなければならない採点者が、そのうちの1つにかけられる時間は限られています。

つまり、あなたが書いた小論文は1度ぐらいしか読まれないと考えるべきです。読みやすくなければ、採点者は「言っていることが分からない文章=評価に値しない文章」と判断することになるでしょう。

 

よって、「良い小論文」であるために一番大事なのは「読み手にとって読みやすいこと」である、と私は考えます。

この小論文講座では、読み手にとって読みやすい小論文の書き方をお話しする予定です。大事な項目ごとに分けてご説明しますので、お付き合いいただけると幸いです。